beyerdynamic A20

beyerdynamic A20

前から気になっていたヘッドフォンアンプのbeyerdynamic A1の弟分であるbeyerdynamic A20が発売されました。
ヨドバシ秋葉原にはA1もA20もあるということで、じっくり視聴してきました。
絶対的な傾向は似ていて、フラット・クリアで解像度が高い感じですが、A1は音場が広くやや線が細いのに比べ、A20は音場が近く低音に力があるように思えます。
値段の差は3万弱ですが、音の差*1はそこまである感じではないし、A20の方が好みだったため、A20を購入しました。


結構コンパクトな筐体ですが、外装はアルミのため重さは結構あります。


同じbeyerdynamicのT90との組み合わせ。中高音の良さはもちろん生きていますが、意外に低音が出ます。


DACもバランス入力もないスタンダードなアンプですが、パワーは結構ありT90の場合のボリュームは時計の8字の位置辺りでかなり大きい音となります。
ボリュームの感触も適度な重さがあり、ギャングエラーやガリノイズなどはなく、電源ON時*2のポップノイズもありません。
長時間使用しても筐体が熱くなったりしないのもいいポイントだと思います。

*1:入力の数の差はありますが、自分は1系統でいいので、そこは考慮しませんでした。

*2:ソフトタイプ?の電源ボタン、OFFでも暗くライトが点いています。

Qables iQube V3

Qables iQube V3

お気に入りのポータブルアンプの次世代機種*1iQube V3を購入しました。
きっかけは別のアンプaudioquestのDRAGONFLYを見に行った時に、iQube V3とandroid携帯をUSB接続してUSB Audio Recorder PROで再生をかけてみたら音が出たからでした。


音はクリアかつ繊細。iQube V1と比べるとやや中高音が強く、より一層のクリア感を感じます。
下手な据置型アンプよりいい音だと思います。半解放型になりますが、beyerdynamicのT90との組み合わせが抜群に良いです。


弱点はかなりノイズに弱く、AndroidからUSB接続でつないでいますが、時々ノイズが入ります。
あとボリュームのガリノイズも健在。
自分のものは大丈夫でしたが、視聴機にはギャングエラーがあり、ボリューム最少から1/4位まで左の音が明らかに小さかったです。
と、欠点も結構ありますが、音の良さは健在、デジタル接続できるのは非常に魅力です。


iQube V1との比較。ふた廻り位大きくなっていますが、重さはV1より軽いくらいです。


iBasso Dzero-SEに付属していたmicroUSB-miniUSBのOTGケーブルで接続。


USB Audio Recorder PROでデバイスを無事認識。


USB Audio Recorder PROで再生中。問題なく音が出ます。


Powerampでも認識、普通につないだだけで音が出ました。
これは予想外ですが、ライブラリの殆どがALACである私にとって非常にうれしい事です。
なお、audioquestのDRAGONFLYはPowerampは認識せず本体スピーカーから音が出ます。

*1:V1も併売していますが...

iBasso D zero-SE

AndroidとUSB接続でデジタル転送できるポータブルアンプiBasso D zero-SEを購入してみました。


Android側は4.1.2にアップデートしたXPERIA AX(SO-01E)
プレイヤーはPoweramp2.0.9-build-534 フルバージョン。
曲はアップルロスレス(ALAC)の物ですが、問題なく再生できました。
なぜかXPERIA AX側のボリュームも作用するのが謎です。

付属のケーブルは結構ギリギリ。
アンプ側がminiUSB、プレイヤー側がmicroUSBになっています。どうせなら両方microUSBの方が充電も含め便利だと思うのですが...
標準状態で問題なくリンクされたようです。

大きさは結構小さいです。
XPERIA AXの2/3程の大きさ、厚さは殆ど一緒です。

先日購入したSENNHEISER HD25 ALUMINIUMと。

音は思ったより厚みがあり、XPERIA AX直刺しに比べ上下ともかなり出ているのが解ります。音場もさすがにハッキリしていて比較的安価な割には中々良いという印象です。
XPERIA AX直差しのMOMENTUMだとほとんど最大にしないといい感じに鳴らないのですが、このアンプと組み合わせれば余裕があり駆動力もなかなかあると思います。
ただ、XPERIA AX側のバッテリーの消費がかなり多く*1、充電できる環境がないと不安があります。

*1:D zero-SEのチャージはOFFにしていても

SENNHEISER HD25 ALUMINIUM

SENNHEISER HD25 ALUMINIUM

HD25の25周年モデルが出る!
長年使ってきた身としては気になるため、購入してみました。





ぱっと見た感じはAMPERIORっぽい

ヘッドバンド、ALUMINIUMの文字が入っています。

イヤーパッドの材質が違います。ALUMINIUMは本革?


特にAMPERIORとの違いは何だろうと思って調べてみました。
周波数特性は3本共16〜22,000Hzで同じですが、以下のような差があります。

HD25-1II HD25 ALUMINIUM AMPERIOR
インピーダンス 70Ω 70Ω 18Ω
カップ プラスチック アルミ アルミ
イヤーパッド 合皮 本革っぽい べロア
ケーブル 1.5m 2m 1.2m

ドライバユニットがHD25-1IIの外装AMPERIORと思いきや、ケーブルの長さも違うのでケーブルの材質も違うかもしれません。


音に関してはまだ試用中のため、詳しく書けませんが、カップの材質のせいでしょうか、ノーマルよりかなり低音が出ている感じです。
なお、ケーブルを変更しようと思い、右側のネジを見ると...トルクス(サイズ:T6)です。HD25-1IIは普通の+ネジだったのに何で余計な事を。

NIKON D800E

NIKON D800E

1年前から気になっていたNIKON D800E、先月の末についに購入しました。
写真を撮りに行く時間がなく、約半月経ってからの使用開始となってしまいました。


元々持っていた28-300との組み合わせ。


今回我慢できずに、あとから追加で買ってしまった24-120 4Gとの組み合わせ
24-70だと手ブレ補正がない*1し、28-300だと暗い場合には、きっと活躍してくれるはずです。


今回、D700/D3sから進化した点としては、AFがF8まで対応しているポイントがある件と、食いつきがさらによくなっている感じがします。
バッテリーが新型になり、以前のものが使えない*2のと、バッテリーの劣化度がおかしいらしく、2回充電しただけで劣化度が4段階中3になったりしているのが残念なところです。
また、PCとのIFもUSB3に対応し、画像サイズが大きくなっているのを速度でカバーしています。
シャッター音はD700/D3sより軽くなり、振動も少なくなっている感じがします。ただ音は以前の方が好みですが。
なお、膨大な画素数のため、64GBのCFカードでも14bitRAWではたったの800枚程しか撮影できません。



手持ち*3での写真を2枚ほど。

*1:あと重くてかさばる

*2:国の基準が変わったためしょうがないのですが

*3:手ブレ補正なしレンズ使用

beyerdynamic T90

beyerdynamic T90

久々のヘッドフォンレビューになります。


本当はT1を狙っていたのですが、T90を視聴してみて気に入ったので購入。
コストパフォーマンスに優れるモデルで、T1の半額、T70の約1万円増しですが、T1*1に結構いい所まで迫っていて、T70との差は値段以上だと思いました。


箱はDT990 Edition2005などと同じタイプ。もちろんヘッドフォンケース(角型)も健在。

いつものベイヤーのヘッドバンド。べロアが細かくて肌触りはかなり良いです。


第一印象

高音 クリア、刺さる寸前の絶妙なバランス。線が細く非常に上品な高音。解像度高し。
中音(ボーカル) ヌケが良く鳴っている位置が解りやすい。音場が広い上に定位感も高い。
低音 鳴らす力がちゃんとあるアンプなら必要十分に出ています。アンプに力がないとかなりスポイルされるので駆動できる環境で。
音漏れ × オープンタイプなのでダダ漏れ。GRADO並です。
装着感 べロアパッドが気持ち良く、DT990 E2005から改良されています。


オールジャンルこれ一本で行ける、優秀なヘッドフォンだと思います。
ただ、音が割れやすい傾向があるようで、音源(OCTA-CAPTURE)のWAVE OUT MIXERが+0.0db以上だと音圧の高い曲でに音割れが出ました。
まあ普通は0.0dbで使うので問題はありませんが、そんな所も上品な感じがしました。


同価格帯では、ゴリゴリ押してくるGRADO PS500に対し、音は上品なコレはいい好敵手だと思います。
ステップアップでT1&PS1000だと最高ですね。

*1:所持していないので、視聴です。

SO-01E(XPERIA AX)にmicroSDXCを試す

SO-02C(XPERIA ACRO)のROM容量が限界に達してアプリのアップデートも出来ない状況になってしまったので、新発売のSO-01E(XPERIA AX)に乗り換えました。
シングルコア1GHzからデュアルコア1.5GHzにパワーアップ、RAMも倍増でとても快適、何より起動が10秒ほどで完了する*1のがうれしいです。


今まで使っていたmicroSDHCは32GBありましたが、音楽とアプリをかなり入れていたため、空き容量が3GB程となっていました。
ネットの噂では、SDXCが使えたという話でしたので、自分も試してみることに。
用意したmicroSDXCカードは、SanDiskのウルトラmicroSDXC UHS-I 64GBの平行輸入品(SDSDQUA-064G-U46A)です。


SO-01Eに装着


電源を入れると「空のカードかフォーマットされていない」というメッセージが出てきて使用不能かと思いましたが、しばらくすると、「フォーマットするか」というメッセージが出てきましたので、それに従いフォーマットすると無事に使えるようになりました。

64GBあるとかなりの余裕ですが、Android4.0の仕様によりmicroSDにはソフトウエアがインストールできない*2ため、音楽と写真置き場位しかならないのがちょっと残念です。


最後にお約束を。メーカーではmicroSDXCを利用できるとは言っていませんので、試すときは自己責任で。

*1:SO-02Cは5分近くかかっていた

*2:「/mnt/sdcard」はROMに当たる所が割り当てられる。microSDは「mnt/extSdCard」となりました。