NICEHCK HIMALAYA

メーカー:NICEHCK

品名:HIMALAYA

値段:Aliexpressで50000円程度

ドライバ:1DD

イヤホン側端子:0.78mm 2pin

 

チタンハウジングの1DDモデル、皆さん良いというので購入してみる事に。

箱はシンプルですが、大きくて中身は豪華、イヤーピースもいっぱいついていて専用ケースもしっかりとしたものが入っています。ケーブルは単体で約7000円の銀メッキOFCケーブル(ジャック部分は2.5mm、3.5mm、4.4mmの取替可能)が付属しています。

本体のステムNX7mk4のように交換できるようになっていて、低音、高音、バランスと好みで選べる作りです。

 

ケーブルは付属の物、イヤピースはradiusのディープマウントZONEを使用。

ステムは標準でついている金色のバランスタイプを使用。

 

第一印象はスネアなどパーカッションが硬い音だなと思いました。乾いた寒色なのです。エージングされていないせいもあるかもしれませんが、モニター的な音なのに余韻は結構多いという不思議な感じです。音は確かに2~3万の物よりは良いですが、5万という値段からすると満足度としては85点、KZやTRNの個性的なイヤホンを好きなだけ買った方が私は満足できると思いました。

後日、ケーブルをNicehck Blackjamにした所、音の硬さは解消され満足する音になったのですが、このケーブルの4.4mmプラグがほかの物より1mm程度短く特にfiioの製品と相性が悪く勝手に抜けてしまう事があるのが困ります。

 

なお、よくイヤホンのチェックに使うのが下の曲です。

・Open Road/The Rippingtons…低音、左右のバランス及び0:22からのスネアの音を確認

・ROOMS BY THE SEA/神保彰…ギターの高音とシンバルなどの金物の音を確認

・黒い帽子とフロック・コート/小池修…出だしの超低音の確認

・Arthur's Theme/鳥山雄司…音場の広がりを確認

・波をこえて~Over The Wave~/角松敏生…低音(バスドラ)と男性ボーカルの確認

・MAZE OF LIFE/川村ゆみ & 平田志穂子…女性ボーカルと刺さりを確認

・After The Love Has Gone/Earth Wind & Fire…古いソースの音源の確認