DUNU x Gizaudio Da Vinci
メーカー:DUNU-TOPSOUND
品名:Da Vinci
値段:Yodobashiで50000円程度
ドライバ:2DD+4BA
イヤホン側端子:0.78mm 2pin(Recessedタイプ)
アメリカのオーディオマニア集団GizaudioとのコラボモデルであるDa Vinci。発売当初は人気で入手まで時間がかかりました。
大き目な箱にはしっかりしたハードケース、3.5mmと4.4mmのプラグを交換可能な銀メッキOCCケーブル(ネジ式でしっかりしています)、イヤーピースは10セットなどはさすがに5万円するだけに至れり尽くせりな付属品が入っています。本体の仕上げもさすがに値段だけのことはあり綺麗で木目模様は一個ずつ違うようです。イヤピースをはめるためのステムが太く純正品でも装着に苦労しますがTRI Clarionだとちょうどいい感じでハマります。本体は大きさはちょうどいいのですが厚みがあるので耳から横にはみ出ます。
ケーブルは付属の物、イヤピースはTRI Clarionを使用。
ああ、この暖色で迫力がある重低音。ivipQのConchV12/V13といい2DD+多BAのイヤホンは良いですね。聞きこんで思ったのが低音は真横から、中高音はやや前から来るようなちょっと変わった音場です。
全体としては音場はあまり広くなく低音は解像度より迫力の塊で来ます。高音に向かうにつれ解像度が上がっていきすっきりして行くのでDDの迫力とBAの解像度がうまく出ている多ドライバだと思います。ドンシャリと言えばドンシャリなのですがドン(低音)が強くシャリ(高音)はやや弱めです。音をスッキリさせたい場合は銀ケーブルにするのが良さそうですが自分は付属ケーブルで満足です。なお、本体の2pin接続部分がへこんでいる構造なので段が付いている"Recessed 2PIN"というタイプでないとちゃんとはまらない可能性があるので注意が必要です。
これは5万円の価値がありますが、(音はコチラの方が良いけど)Conch V12の方がコスパも含めると満足度が上に感じるので97点です。