TRN JAWS
メーカー:TRN
品名:JAWS
値段:Aliexpressで18000円程度
ドライバ:3DD+4BA+1PD
イヤホン側端子::0.78(?)mm 2pin
TRNから凄い構成のイヤホンが発売されました。6,8,10mmのダイナミックドライバはそれぞれ振動板の材質が違い、4BAと6mmの平面駆動ユニットを内蔵しています。
それでいて値段は2万円以下と相変わらずの価格破壊ぶりをしてくれます。そういう所がTRNの良い所だと思います。

箱はいつものTRNよりかなり大きくTHIEAUDIO HYPE4と同じ位あります。

イヤピースは4種類3サイズ=12セットもついています。付属のキャリーケースはQKZのケーブルの箱に似た形ですが、ロックの方法や材質がこちらの方が上質で大きさも大き目です。

ユニット表面はメッシュ状になっていますが音漏れは感じません。

片側8個のドライバが入っているのにかなりコンパクトな本体。ステムの軸はかなり太めです。個人的にはもう少し大きくてもいいかなと思いました。

TRNなのにストレートの2pinケーブルです。今までTRNで見たことのない太くて重いタイプ、コネクタの太さは0.75mmか0.78mmかは見た感じでは不明です。TRNなのにコネクタが3.5mm固定ですが、3.5mm-USB-CのDACが付いています。
ケーブルはNicehck-snowdays(2024秋葉原ポタフェス記念ケーブル、4.4mm)、イヤーピースはJVC-スパイラルドットを使用。
想像よりもまとまった音でドライバ同士の癖はほとんど感じませんが、唯一DD3発のせいか低音の圧が強いです。解像度はかなり高く音の分離も良いです。音場はやや広め、中音域も引っ込んでいません。高音は結構出ていますがシャリまでは行かず、低音(ドン)が強いバランスタイプです。上流が良ければよいほど頑張ってくれるタイプで駆動力が大きいと低音の圧が向上していきます。
満足度は99点、ケーブルはどうせ変えるのですがTRNと言えば付け替え可能な2.5mm-3.5mm-4.4mmタイプにして欲しかったです。
今後のTRNはQDCタイプを捨てるのか、このモデルだけ2pinなのか注目です。