前々から気になっていたヘンテコな形をしたデジカメ、OLYMPUS E-300ですが、本日美品のレンズキットを入手しました。
早速、レリーズ回数をチェック*1して見ると...916回!おまけにチャージャーやストラップの袋に開けた形跡がありません。展示品だったのでしょうか?
まあそれは良しとして、パンケーキレンズを装着してみました。
意外にしっくりくる気がします。
背面はこんな感じ。後継機種のE-330は上下が動くバリアングルモニターですが、E-300は固定です。またライブビュー機能もありません。しかしそれらを補って余りあるコダックの「KAF-8300CE CCDイメージセンサー」。どんな絵が出るか楽しみです。
あと、ヘンテコな形には理由があり、ミラーが何と横向きに付いています。
フォーカシングスクリーンも普通上側にありますが、E-300は右側にあります。
なんか非常に凝った作りになっていますが、後継機が1機種しか出ていない所を見ると、コストに見合った効果がなかったのかもしれません。
撮れた画はE-1より派手。まるでE-620のポップアートを掛けたような濃い物で、個人的には大好きです。
欠点としては、AWBが結構暴れて、同じ所で撮っているのにまっ黄色になったりするのでRAWで撮るか都度調整が必要です。
このカメラの事を「ホームランか三振のどちらか」と言っている人がいますが、分かるような気がします。
撮影以外に非常に困った事...それは取り込みが非常に遅い、と言う事です。
これより前に出ているE-1よりは早いか同等と思いきや、5倍位遅いです。USB2.0に対応していないのかも*2しれません。
E-300に関してはカメラをUSB接続するより、CFカードリーダーにて取り込んだ方が良さそうです。