最近UltrasoneのDJ1PROがくたびれてきた...同じもの*1を買うのも芸がないので、ortofonから出ているO-oneを購入してみました。
スペックを見るとインピーダンスと感度が違いますが、その他はほぼ一緒です。
DJ1PRO | O-one | |
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インピーダンス | 64Ω | 40Ω |
感度 | 102dB | 112dB |
これを見るとDJ1PROよりちょっと鳴らしやすそうです。
ハウジングを同時に。色は違えど形は全く一緒。ただ、O-Oneの方にのイヤーパッドはDJ-1PROと同じ合皮とは別にベロアタイプのパッドが付いています。
まず開封直後の音は...いつものUltrasoneの通り、高音は伸びず、中音域は引っ込み、低音もあまり出ず、定位もかなり近いといいことはほとんどありません。
でもこれが本来の力ではないはず、Ultrasoneのヘッドフォンは最低でも20時間から50時間は鳴らさないと本来の音の片鱗さえ出ないという経験から、50時間程ならしをしてみました。
以下は合皮の方のパッドでの印象です。
高音 | ◎ | 強力な高音です。とにかく明るい音で、音量はO-Oneの方がちょっと強い感じがします。刺さりは結構あるので高音過敏の方にはあまりお勧めできません。 |
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中音(ボーカル) | ○ | 50時間程ならしてやっとそれなりに出るようになりました。DJ1PROもそうですが、S-Logicのせいで前の方に出てきます。 |
低音 | ○ | DJ1PROより出ていない感じです。DJ1PROの方がドッシリと来るので私は好きです。 |
音漏れ | △ | 密閉型にしては結構もれます。ハウジングが大きいので耳との接点の隙間が出来やすいのだと思います。 |
装着感 | △ | いつものUltrasoneです。ケーブルがやや後ろ向きに出るので肩に当たりやすいです。 |
今の所、DJ1PROより軽めで全体的に高音寄りの音が出ているという印象です。DJ1PROの方が断然好みなのですが、まだまだ化けるかもしれないので、あと100時間程ならしてみようかと思います。
*1:私の持っているのは最初期モデルなので現在のモデルとはちょっと違いがあるかもしれません。