今更ながらほぼ新品といえるほどきれいなHD600を入手しました。
最近SENNHEISERのヘッドフォンばかり増えている気がします...
音は基本的にほぼHD580と同一ですが、HD600のほうがなんとなくカッチリ締まっている感じがします。
HD650と比べると低音が弱く思えますが、聞き比べてみるとHD600の方がフラットに思えます。
HD595との比較...思った以上に差があります。HD600の後でHD595を聞くと中音域がちょっとチープに聞こえます。
高音 | ○ | マイルドですが不足しているわけではありません。音を大きくしても耳が痛くなるような事はなく長時間聞いていても大丈夫です。 |
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中音(ボーカル) | ◎ | 変な刺さりはなく非常に聞きやすいです。 |
低音 | ○ | HD650より控えめですが、バランスはこちらのほうがフラットです。 |
音漏れ | △ | HD650と同じくアミアミの開放型。音漏れは普通にあります。 |
装着感 | ◎ | 基本的にHD580と同一、HD650にもかなり似ています。長時間つけていても大丈夫です。 |
質感はHD580/HD595と比べて格段に良く、HD650にも劣らない感じです。
家にあるアンプではValve-X LBとの組み合わせが非常に良く、音の厚みもあり、低音も不足なく鳴ってくれます。
BLACK CUBE Linearとの組み合わせでは硬さが目立ち上記の組み合わせほどの良さはありません。
今ですらハイエンドなヘッドフォンが増えて来ましたが、高レベルでまとまったバランスの良さは健在で、HD580ともども手に入るならぜひ押さえておいて損はないと思います。
ただ、駆動力がかなり必要*1なヘッドフォンですので、それなりのアンプとの組み合わせが必要になります。
*1:300Ω/97dB