edition8の使用時間が大体100時間を超えましたので評価をしてみようと思います。
傾向としては第一印象と同じくedition9とHFI-780の中間的な感じですが、どちらかと言えばedition9のほうが近い感じがします。ドンシャリ系統なのですが、中間も弱いわけでなく、edition9の時に感じたように、音が強調されている帯域が何ポイントかあるような気がします。
高音 | ◎ | 伸びがあり非常にクリアです。サ行はビシッと来ますが、刺さると言う感じはなく、DT990のような苦痛*1はありません。 |
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中音(ボーカル) | ◎ | 音の分離が良く聴きやすいです。女性ボーカルに艶があります。 |
低音 | ◎ | ドンと来る低音、量・質とも申し分なしです。 |
音漏れ | △ | 密閉型にしては結構漏れます。HFI-780の方が漏れません。 |
装着感 | ○ | ULTRASONEの中ではかなりいい方ではないでしょうか。ヘッドバンドの改良がかなり効いています。ただ、ピカピカのシェルに指紋が付きまくるのが残念です。 |
音のクリアさ・分離が非常に良いので、iQubeのようなデジタルアンプとの相性が抜群です。
と言ってもedition9にはクリアさは負けてしまうのですが、聴き疲れはedition8の方がありません。尖がったedition9に対し、高度なバランスのedition8と言う所でしょうか。
アンプが良ければいいほど生きてくる感じがあり、ポータブルではALO Double Mini3が相手ではちょっと役不足な感じがしますが、Qables iQubeだと素晴らしい音が出てくれます。
*1:Valve-XとDT990の組み合わせは音波兵器です。