NIKON D-700

NIKON D-700

ついにフルサイズの世界に踏み入れました。
広大なファインダー、派手なシャッター音がフォーサーズ派の私にとって新鮮です。


キットレンズのAF-S VR 24-120mm F3.5-5.6Gとのセットでの購入。さすがにフルサイズ用のレンズはキットレンズでも大きい*1です。


D200ベースのS5Proと並べてみました。本体の大きさはそれほど変わりませんがペンタ部が巨大です。D200/D300の方がここの形はスマートで好きなんですが、フルサイズだけにコレはしょうがないかなと思います。
重さは本体だけではS5Proとそれほど変わらない気がしますが、レンズを付けるとかなりずっしり来ます。
設定がかなり細かく出来、好みの状態にする事が出来るのですが、一つ困った事が。それは元々露出の方向が+-でオリンパスやフジとは逆なので-+に直したのですが、この時ダイヤル方向はメイン/サブ個別でないため、露出を右が+にすると、絞りは右が小さくなってしまうと言う事になってしまいます。これは非常にやりにくいのでファームウエアアップの時に対応してもらいたい所です。


いざ画像を撮ってみると...今まで使ってきたフォーサーズの絞りの感覚では周辺が流れまくります。絞りも約2倍にしてあげると同じような感覚になりました。


そのほかにも以下の理由があり、あまり良くない印象を受けました。

  • 50cm位までしか寄れない
  • 結構湾曲する(特に広角)

と言った物です。噂のD700sと同時にDX 16-85mm並みのレンズにリニューアルして欲しい所です。
AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6Gの画像はこちらタグ「AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G」 - estelの記録帳


噂で聞いていた高感度ですが、ISO3200でもE-3のISO800より全然ノイズが少ない感じです。標準感度のISO200で長時間露光すると夜間でも非常にノイズレスな画像となってくれます。
ナノクリスタルコートの60mm F2.8Gとの組み合わせで撮ってみましたが、素晴らしい画像となってくれました。


DXフォーマットのレンズを使うクロップモードも試してみました。中央の部分を使い510万画素相当になるのですが、十分な画が撮れます。


クロップモードの画像はこちらタグ「クロップ」 - estelの記録帳

*1:と言ってもフォーサーズ用の12-60mmとそんなに変わらない気もします。