Seagate Barracuda 7200.11に不具合が出ていると知って

最近では3年保証になってしまった模様

ここ数日ニュースになっているSeagateのHDD不具合ですが、確率は低いものの発症するとHDDにアクセス不能*1になるという事です。
対象はBarracuda 7200.11、DiamondMax 22、Barracuda ES.2 SATA、SV35の4製品の一部。
うちのメインマシンはHDDが3台入っていますが、全部Barracuda 7200.11のため最悪全滅も考えられます。*2


3台の内訳は以下のようになっています。

型番 シリアル ファームウェア 不具合対象か?*3 内容
1 ST3500320AS 5QM0N7** SD15 対象 C/D/Eドライブとして使用
2 ST31000333AS 9TE04M** SD15 非対象 Fドライブとして使用
3 ST3500320AS 5QM0NS** SD15 対象 Zドライブとして使用

見事に全部対象バージョンでしたが、このうち1台目と3台目は修正ファームウェアSD1Aが出ているため、さっそくファームウェアのアップデートを行いました。
ST31000333ASに関しては更新用ファームウェア*4が「In Validation」になっていたため、まだ出ていない模様です。


私が行ったST3500320ASのファームウェアのアップデート手順は以下の通りです。*5

  1. http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&TargetLanguage=selfservice&DocId=207951&NewLang=enより「MooseDT-SD1A-2D-8-16-32MB.ISO」をダウンロードしてCDに焼き込み*6
  2. 上で作成したCDから起動。
  3. 起動後、README.txtが表示されるのでESCキーで抜け、Aを入力し、ファームウェアのアップデート*7を行う。
  4. 再起動後のBIOS表示でST3500320ASが2台ともSD1Aになっていることを確認。

ファームウェア書換後の現在、特に問題なく運用中です。
気のせいかもしれませんが、Windowsの起動が速くなったような感じを受けます。

*1:中のデータは消えるわけではないのでファームウェアアップデートで救出可能のようですが。

*2:まあ、1年〜数か月使っていますが、今の所大丈夫です。

*3:公式ページのシリアルナンバーチェッカーで判定

*4:CCかLCで始まっているファームウェアは問題ないらしいです。

*5:実行は自己責任でお願いします。

*6:私の場合はB's Recorder GOLD9 PLUSにてこのファイルをトラックウェルにドラッグ&ドロップして焼き込み、非常に大きさは小さかったです。

*7:アップデートは2台同時に行われました。時間にして約1分という所でした。今回アップデート対象外のST31000333ASは何故かSeagateの物ではないというメッセージが出ました。