LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6 ASPH

LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.

ついにLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6 ASPHに手を出してしまいました。
何といっても35mm相当で28-300mm相当の10倍ズーム、一本しか持てない場合など非常に助かります。
あとはウリのレンズ内手ブレ補正。これはE-1/E-420では大助かりです。
AFに関しては14-54mmほど速くはない物の、とても静かでピタッと決まってくれます。


ただ、想像していたより大きく、結構重いです。フィルターは72mmという大口径のものになります。E-1でもややレンズが大きく、E-3との組み合わせだとちょうど良さそうですが、E-420と組み合わせると「シャッター付きレンズ」の様相を示してきます。
ズームを広角端以外にしたままカメラを下に向けると鏡筒が伸びできます。
あとオリンパスのレンズと違い、ズームリングが前、フォーカスリングが後ろ側にあるため、レンズフードを逆に装着したままの操作ができません。
しかもオリンパスとはズームの回転方向が逆で左回転で望遠になります。これはちょっと慣れるのに大変そうです。




E-1に装着した様子。





試し撮り1:広角にて。広角端で撮ると結構樽型歪が出ます。
Olympus Studio2*1などで補正すればよいでしょう。




試し撮り2:中域。かなり緻密な描写をしてくれます。
レンズ内に手ブレ防止機能がついているので100mm位までならファインダーの像がピタッと止まってくれます。
それ以上の距離になると、まだ慣れていないせいか自分のブレを手が補正しようとしてしまい、ワンテンポ遅れて像が動く感じになってしまいます。




試し撮り3:望遠。カッチリとした絵が撮れます。




試し撮り4:暗い場所から。非常にいい絵が撮れると感じたレンズです。
明らかにOlympusの物*2と違うカッチリと緻密な描写ですが、その反面ボケにくい*3感じです。
暗い場所でもAFは結構決まってくれます。


このレンズで撮った写真はタグ「LEICA D VE 14-150mm F3.5-5.6」 - estelの記録帳

*1:レンズ情報を使った補正にチェックを付けることができました。

*2:14-54mmは柔らかめの絵になる感じです。

*3:14-54mmとはF値が違いすぎですが