ULTRASONE PRO900

ULTRASONE PRO900

ULTRASONEからPROシリーズの密閉型最上位機種PRO900が発売になりましたので早速入手しました。

パッドは黒の物が標準で装着されていますが、今までのPROLineと同じシルバーの物が替えとして添付されています。


ノイトリック製コネクタ使用のケーブル。PROLine750/2500のケーブルよりかなり柔らかいです。PROLine750/2500の物はかなり固い上に癖がつきやすかったのでこれはかなりの進歩だと思います。
同梱されているカールタイプの物もノイトリック製コネクタでした。


左がPRO900のコネクタ、右がedition9のコネクタ。かなり大きいです。


第一印象は基本的にPROLine750との比較を。*1

高音 PROLine750より出ています。edition9よりはおとなしい感じです。まさにULTRASONEの高音なので結構刺さります。
中音(ボーカル) PROLine750より中音域はかなり出ています。特にPROLine750ではスネアの胴鳴りがあまり感じられなかった曲もしっかり鳴るので、音がPROLine750よりだいぶ柔らかくなった感じがします。
低音 PROLine750よりさらに出ています。特に超低音が750より出ていて音圧が高く非常に迫力があります。ただ、edition9のようにしまった音ではなく結構ゆるいです。
音漏れ 密閉型にしては漏れます。これはPROLine750とほぼ同等でしょうか。PROLine2500よりは全然漏れませんが。
装着感 いつものPROLineシリーズの装着感です。やはり装着位置により音が結構変わります。

音の感触はやはりPROLineシリーズの物でどちらかといえばモニタ寄りのedition9より作られた音であると感じました。
基本的にドンシャリですが、PROLine750より中音域が出ているので、非常に濃い味*2付けになっています。
現在でも私のかなりの好みの音を出していますので、これから100時間ほど鳴らしてまた感想を書いてみたいと思います。


※100時間後の様子ULTRASONE PRO900 100時間経過 - estelの雑記帳

*1:まだ10時間ほどしか鳴らしていないので、今までのULTRASONの物を考えると本来の音になっていない可能性が高いです。

*2:かなり派手、PROLine2500より濃いです。