ULTRASONE HFI-780 50時間経過

ULTRASONE HFI-780の使用時間が50時間程になったので中間の感想を。
音はやはり同じULTRASONEのDJ1 PROに似てドンシャリです。*1


似ている両者同士の比較を
低音域:DJ1 PROの方がドライバが大きいせいかバスドラなどの重低音はDJ1 PROの方がズンと来る重さがありますが、HFI-780の方が低音全体の量は多めです。
中音域:ボーカルはHFI-780の方が聴きやすいです。中音域はHFI-780の方が前に来る感じが強いです。S-LOGIC PLUSの影響でしょうか。
高音域:開封当時のHFI-780の高音のきつさがだんだん無くなってきてDJ1 PROの方が出ている感じです。得意分野が違いDJ1 PROはシンバル・ハイハット系が得意、HFI-780はストリングス系の高音が得意でしょうか。


音漏れ:DJ1 PROは結構漏れますがHFI-780はほとんど漏れません。装着した感じもHFI-780の方がきつめでガッチリホールドしている感じです。
両者の印象:どちらともドンシャリですがDJ1 PROの方が派手、HFI-780のほうがまとまっている。両者とも打ち込み系は得意、ポップスもいい感じですが、クラッシックにはあまり向いていないでしょうか。


どちらか一本買うとしたら:値段も安くULTRASONEの特徴ある音が楽しめるDJ1 PROでしょうか。*2ただしポータブル機との組み合わせなら前提ならHFI-780がいいです。*3


なお、日本代理店のTimeLordに載っているHFI-780のSPECに「φ6.3→3.5mm 変換アダプター付」とありますが逆で元々3.5mmで6.3mmにするためのネジタイプのアダプタがついています。

*1:カッチリした音とノリの良さが特に。

*2:癖が強いので嫌う人もいると思います。必ず試聴した方がいいです。この癖が駄目な人はAKGSENNHEISERあたりがいいです。

*3:ただしケーブルが長いので取り回しに工夫が要ります。私はコネクタ部から50cm位の所でケーブルをまとめて柔らかいタイラップで留めカラビナを使いバックなどにぶら下げています。